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化学の短期間で伸びる受験勉強法!まず何からすればいいの?〜スケジュールと参考書の使い方まで徹底解説〜
今回はたった2ヶ月で共通テストで8割、2次試験で7割の点数を取るための勉強法について
まとめていきます!
これから2・3ヶ月かけて共通テストで8割、2次試験で7割の点数を目指すためには、
どのような参考書をどのように活用して勉強していけばいいのかを具体的にお伝えします!
目次
<まずは有機化学からしろ!>
これから始めるべき最初のステップは間違いなく『有機化学』です!
特に理系の二次試験がある人は、有機化学を真っ先に得意にしてください!
今までの受験勉強の演習で、おそらくほとんどの人が理論化学の演習量が1番多いと思います!
それでも有機化学に今からでもガンガン取り組んで1番得意にしてください!
そのくらいの価値が有機化学にはあるんです!!!
<どうしてそんなに有機化学を推すのか>
有機化学を推す理由は以下のようなものがあります。
- 今まで理論化学の演習を多くしている人が多いので差がつきやすい
- 大学の二次試験での割合が30%〜50%を占めていることが多い
1つ目の理由についてですが、先ほども記載した通り
「みなさんの演習量は理論化学に偏っていませんか?」
実際仕方のないことだとは思います😢
理論化学から習い始め、有機化学を後から習うことがほとんどですから💦
だからこそしっかり有機化学に時間を割いて、本番有機化学で差をつけましょう!
2つ目の理由についてです!実際みなさんの受けたい大学の過去問を見てみてほしいんですけど、
化学の問題を見たら、
「有機化学が一番配点のウエイトを占めていることに気づきませんか?」
それぐらい有機化学って重要なんです!
また、二次試験の有機化学ほとんどが「構造決定」です!
ですので、特に重要なのは構造決定の問題に応えられるっていう力をつけること!
僕自身受験生時代に夏休みに全力で有機化学の勉強しました!
「なぜその反応が起こるのか」「どういう時にその反応が起こるのか」
結構深いところまで、夏休みに有機化学やったから、
その後の学校の授業の有機化学の二次試験の演習では、
ほとんどの大学の問題、満点取ることができました!
それぐらい有機化学しっかり勉強すれば、
構造決定の問題は結局はパターン一定のルールに従って分けていくだけだから
絶対できるようになります!
ですので、最終的に構造決定の問題に答えられるっていうところを目指して
有機化学の勉強をやっていってほしいです!
<具体的な勉強法〜全員に共通していること〜>
具体的な勉強法としては、はじめに基礎をさらっと学び、
その後は問題を解く「演習ベースで覚えていく」という方法です。
ここで、受験生によくある失敗談なのですが、
「とにかく教科書を読んでノートにまとめて、それで1ヶ月終わっちゃった。。。」
という話をよく耳にします💦それだと、「ノートにきれいにまとめること」が目標になってしまい、
結局、問題に対して答えられない人が多いです😭
ですので、「一発で覚えることなんて不可能」だということを受け入れた上で、
何周も何周もやることを前提として、短期間で1周終わらせられるようにしておくことが重要です!
このためには、テーマごとにちゃんとまとめられていて、
すぐに入試問題の演習ができるような参考書を選ぶと良いです!
アウトプットベースで覚えることで、問題の解き方も含めて覚えられるため、おすすめです!
そこで全員におすすめなのが、「鎌田の有機化学」です!
こちらは、テーマごとに解説のページが終わったらすぐに、
入試の必須の問題などを用意してくれています!
宣伝みたいになるんですけど「白谷塾の横田先生の教材」も
3日間で行う有機化学の基礎の集中講義の内容を約30ページにまとめていてめちゃくちゃおすすめです!
特別に最初の1ページだけここに載せておきますね!
ただ、ここまでで僕が言いたいのは、教科書がダメって言いたいんじゃなくて、
むしろ逆で、教科書には必ず戻るようにはしてほしいんです!
参考書で問題を解いた後にこれでわかった気になったらダメで、
必ず教科書を読み直してください!
そうすることで、ここである程度理解できているので、
教科書の簡潔な文章で最初読んでもわからなかったところも、
よりきちんと理解していくことができます。
<具体的な勉強法〜基礎理解からしていきたい人〜>
先ほど「鎌田の有機化学」をお勧めしましたが、
「マジで何も化学わかんないです💦」
という人もいると思います!
そういう人には「宇宙一わかりやすい高校化学の有機化学」がおすすめです!
イラストも多く、超基礎からしっかり解説してくれています!
でも、気をつけないといけないのがこの本とても分厚いです!
ですので、これを1ページ目からやっていくのは、かなりハードだと思います!
先ほど例に挙げた「鎌田の有機化学」のようなまとまってる参考書をやりながら
わからないところをよりレベルを落として丁寧に解説してくれてる
「宇宙一わかりやすい高校化学の有機化学」でしっかり理解するのがオススメです!
<具体的な勉強法〜共通テストのみの人〜>
化学が共通テストだけの人は、問題集のレベルとしては
「みなさんが持ってる学校指定の化学の問題集」
例えば「セミナー化学」などがこれに該当しますが、これで十分です!
「このレベルの問題集をきちんとやりきって、わからないところを
ちゃんと教科書や参考書に戻ってやり直しをする」
これを共通テストまでしっかり行っていきましょう!
また、「化学の図録」が図や写真が多く、
実験の流れが分かりやすく書いてあるのでこういったものを活用すると尚良いと思います!
化学が共通テストだけの人は7割取れれば十分だと思うから、
セミナー化学をやってしっかり標準問題に答えられるようになったら、
共通テストの実践問題集に取り組んでいくべきです!
僕からのおすすめはこの2冊です!
こういった共通テスト演習に入っていき、
今挙げた参考書や勉強に取り組めれば
7割に到達できると思います!
<具体的な勉強法〜二次試験に化学が必要な人〜>
二次で化学がある人は二次試験の問題の演習に
もう今入っていないということがまずいと思います💦
「二次試験の演習は共通テスト終わってからでいいじゃん」と思う人も
多いとは思いますが、
「共通テストで8割9割取ろうと思ったら二次試験演習は必須です!」
その理由は以下の2つです。
- 共通テストで問われる知識がかなり深い傾向にあること
- 二次試験の問題は1つのテーマに対して長く問いが立てられていること
1つ目の理由なのですが、共通テストで問われている知識のレベルが
8・9割を目指す場合、二次試験レベルだと感じています!
つまり、二次試験に対応できる力をしっかり身につけていれば
共通テスト対策は2ヶ月程度でも十分間に合います!
むしろ二次試験で化学がある人が二次試験の対策をしていない方がリスクがあると考えています!
2つ目の理由なのですが、
二次試験の問題は1つのテーマに対して長く問いが立てられてることから
「1つのテーマを深く理解するには二次試験の問題が最適」なんです!
ちなみにたくさんある二次試験の問題の中で
おすすめなのは「中部地方の国立大の問題」です!
難易度やボリュームもちょうど良いので、ぜひ取り組んでみてください!
また、二次試験レベルに対応した参考書としては
分厚い参考書に今から入るのは大変です💦
ですので、分厚い参考書の場合は
難易度や分野を絞ってその部分を何周もして完璧にしていきましょう!
何も二次試験レベルの参考書を持っていないという人に
おすすめなのが「GOLDEN ROUTE」です!
基礎編が50題、標準編が80題でちょうどいい問題数でありながら
問題のレベルも中堅国公立ぐらいの二次試験レベルの内容ですので、
二次試験の対策としてこちらをやっていくことをおすすめします。
また、「化学の新研究」を辞書代わりに使うこともオススメです!
こちらは教科書読んでいて「何でこうなるの?」って
疑問に思ったところを解決してくれる、魔法の一冊です!
かなり丁寧に詳しく書いてくれてるから、大学の勉強にも繋がっていくような
めちゃくちゃ深くて良い内容です!
ですので、化学の新研究を横に置いて、わからなかった際に即座に調べるようにすると、
さらに成績は伸びていくと思います!
<今回の記事のまとめ>
今回記載した内容をまとめると
- 有機化学はウエイトが大きく、差がつきやすい分野!特に構造決定のところが熱い!!!
- まず短期間で有機の基本的な内容を頭に入れる!
- 暗記の際はノートにまとめたりすると時間がもったいない!
元からまとまっているものを使って1週間〜2週間で覚えてしまおう! - 覚えたと思ったものから演習ベースで理解していこう!
- 演習で特に大事なのは、わからないところは教科書にもう1回戻る!
図録にもう1回戻る!結局1番大事なのは教科書! - 共通テストだけの人はセミナー化学のような学校指定の参考書で演習しよう!
- 二次試験がある人は二次試験対策にすぐに取りかかろう!
これが共通テスト化学・二次試験の化学の勉強法です!
正直簡単ではありません😭
点数伸ばすのは、はっきり言ってかなり大変です💦
ただ、化学の面白さというのはやっていくうちに、知識がつながって結びついていって、
「理論・無機・有機の繋がり」が分かってくるところです!
そうなれば、どんどん楽しくなって成績も伸びていくと思います!
はじめの暗記や基礎は踏ん張って乗り越えましょう!!!
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- 3日間で行う有機化学の基礎の集中講義の内容を約30ページにまとめた
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